漏電ブレーカーがテストボタンで戻らない時の対処法を紹介します!
こんなお悩みはありませんか?
- 漏電ブレーカーがテストボタンを押した後に戻らない
- 漏電ブレーカーのテストボタンの正しい使い方はどうやるの?
- テストボタンを押しても漏電ブレーカーが落ちないのはなぜ?
漏電ブレーカーがちゃんと動くかのチェックでテストボタンを押したのに、ブレーカーが戻らないなんて慌ててしまいますよね。
そこで、その対処法について調べてみました。
- 漏電表示ボタンを押し戻してから漏電ブレーカーを上げれば戻る
- 正常かそうでないかを知るために漏電ブレーカーの電源を入れてからボタンを押すだけ
- 漏電ブレーカーかテストボタンが故障している可能性がある
テストボタンの正しい使い方や押したときにブレーカーが落ちない原因も詳しくお伝えしていきますよ~!
コンセントにほこりがたまると漏電の原因になります。
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目次
漏電ブレーカーがテストボタンで戻らない時の対処法
漏電ブレーカーがテストボタンを押した後に戻らない時は、漏電表示ボタンを押し戻してレバーをOFFの状態にしてからONにしてみてください。
漏電表示ボタンは、漏電を検出して漏電ブレーカーが落ちた時にポンっと飛び出して知らせる役目があります。
その漏電表示ボタンを押し込んでから戻らないブレーカーを上げれば、漏電ブレーカーは戻るはずですよ!
ブレーカーの機種によっては、レバーを上げた時に漏電表示ボタンも一緒に引っ込むものや、ボタンではなく色が変わるだけというものもあります。
ちなみに私の家の漏電ブレーカーには、灰色のテストボタンと色が変わるだけの漏電表示ボタンがありました。
ブレーカーのレバーが中央で止まって戻らない時
漏電ブレーカーのつまみが、OFFの状態ではなくて中央で止まってONに戻らない時は、下にカチッとなるまでレバーを下げてから再度あげてみてください。
レバーが中央にある状態は「トリップ」状態で、回路が遮断された状態をいいます。
リセットボタンがある時は、リセットボタンを押した後にレバーを下げてからONに上げて戻してみましょう。
安全のため、OFFの下方向に下げてからONの上方向にしかできない仕組みになっています。
対処法は以下の図がわかりやすいです!
住宅電気設備。
— でんきのお医者さん (@S56547527) February 4, 2023
『漏電』が原因で漏電ブレーカーが動作することを『トリップ』といいます。トリップすると漏電ブレーカーのハンドルが真ん中付近で止まっています。ONの位置に上げようとしても動かないので注意。
一度OFFの位置に下げてから、ONの位置に上げます。 pic.twitter.com/x1xV286fzt
このようにレバーを下げて、カチッとなってから落ち着いてレバーを上げれば、上に戻って止まるはずです。
漏電ブレーカーが中央でぶらぶらして上にも下にも入らなくなったら、思わず「助けて~!」と叫びたいくらい焦っちゃいますよね。
テストボタンを押してないのに漏電ブレーカーが落ちて戻らない時
テストボタンを押してないのに漏電ブレーカーが落ちて戻らない時は、実際に漏電が起きているのでその回路を遮断する必要があります。
漏電ブレーカーの右側にある安全ブレーカーを全て切った後に漏電ブレーカーを入れ、安全ブレーカーを1つずつ上げて漏電箇所を確認します。
安全ブレーカーを上げた時に漏電ブレーカーが落ちた場所で漏電が起きているため、電気工事業者に連絡しましょう。
電気関係は危険なので素人判断はせず、専門の業者にお願いした方が安心ですよ!
今回は漏電ブレーカーに注目していますが、アンペアブレーカーに注目した記事もこちらにあります。
家全体の電気に関わるアンペアブレーカーが落ちた後に戻らない時の対処法もこちらを見ればわかっちゃいます。
漏電ブレーカーのテストボタンの使い方
漏電ブレーカーのテストボタンの使い方は、まず漏電ブレーカーのスイッチが入っていることを確認後、テストボタンを押し込みます。
正常であれば、テストボタンを押した後に漏電ブレーカーが落ちます。
テストボタンの使い方はわかったけど、テストボタンで何がわかるんですか?
漏電ブレーカーやテストスイッチが故障しているかどうかがわかりますよ!
注意しなければいけないのは、漏電を調べるためではないということです!
漏電は漏電ブレーカーが落ちた時にわかるので、勘違いしないように注意したいですね。
ただ、漏電ブレーカーが正常に動かないと漏電は発見できないので、テストボタンは重要な存在です。
テストボタンの使い方を知らずに、このボタンは何だろう…と押してしまったらブレーカーが落ちて驚いてしまいそうです。
余談ですが、テストボタンの色は様々あって漏電ブレーカーが古ければ赤色や緑色ですが、最近のものは灰色です。
漏電ブレーカーの推奨更新期間は、15年と言われているので、これを機に家の分電盤の製造年月日を調べておくといいかもしれないですね♪
漏電ブレーカーのチェックの前に漏電を防ぐことも大事
漏電ブレーカーの動作チェックも大事ですが、漏電を防ぐための取り組みも大事です。
漏電を防ぐためにできることをあげてみました。
- コンセントやプラグにほこりがたまらないように掃除する
- 電気コードを折り曲げて使用したり、破損したコードをそのまま使用したりしない
- 1つのコンセントにたくさんのプラグをさす、たこ足配線をしない
- 使用しない家電などのコンセントはこまめに抜いておく
- もし漏電した時に電気を大地に移すため、必要な家電にはアース線をつける
私の家にはたこ足配線しているところはないものの、テレビ台の後ろにほこりがたまりやすいので、気づいたらコンセントまわりにもほこりがついています。
発火などもこわいので、ハンディタイプのモップのような道具でほこりをとるように心がけてはいますが、こまめにはなかなかできていません…。
コンセントカバーをするのもいいかと思います!
私は、子供たちが小さい頃にいたずら防止でカバーをしていましたが、よく使うコンセントのカバーはどこかへいってしまいました。
漏電を調べていたらこわくなってきたので、コンセントカバーを探してみようかと思います。
漏電ブレーカーがテストボタンで落ちないのはなぜ?
漏電ブレーカーがテストボタンを押しても落ちない時は、漏電ブレーカーかテストボタンが故障しているかもしれません。
漏電ブレーカーがちゃんと作動するかどうかのチェックでテストボタンを押しているので、ブレーカーが落ちないのは変ですよね。
そのまま放っておくと、いざ漏電していても気づけないかもしれないので、とても危険です。
電気工事業者に連絡して、この落ちない事態を改善するために、漏電ブレーカーの点検をしてもらいましょう。
テストボタンは定期的に押して漏電ブレーカーの点検を!
漏電ブレーカーやテストボタンが正常に動くかどうかを定期的に点検しましょう!
漏電ブレーカーやテストボタンが故障しているかどうかは、実際にテストボタンを押してみないとわからないことですよね。
この記事を読んでいるあなたは、点検してみようとテストボタンを押してみた方だと思いますが、1年に1回くらいはチェックした方が良さそうです。
年末の大掃除のタイミングで分電盤のほこりを取りつつ、テストボタンを押してみる…など1年に1回ここですると決めてもいいのではないでしょうか。
私は迷わず大掃除のタイミングですかねぇ。
普段の掃除の中で分電盤を開けることは、私にとって100%なかったので(笑)
まとめ
- 漏電ブレーカーがテストボタンで戻らない時は、漏電表示ボタンを押し戻してレバーをOFFの状態にしてからONに上げる
- 漏電ブレーカーのテストボタンの使い方は、ブレーカーの電源を入れてからボタンを押し込む
- 漏電ブレーカーがテストボタンで落ちない時は、漏電ブレーカーかテストボタンが故障している可能性あり
テストボタンを押してみたのに、漏電ブレーカーが落ちた後に戻らないだなんて慌ててしまいますが、ブレーカーが落ちたのは正常ということです!
この記事で、戻らない状態を回避するにはちょっとしたコツがあることがわかりました。
テストボタンの使い方やブレーカーが落ちない時の対応もバッチリになり、定期的なボタンプッシュに挑めそうですね♪
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